グラビアアイドル西永彩奈(26)が6日、神奈川・川崎「つり幸」(幸田一夫代表=73)で、初アジ釣りに挑戦した。

西永は08年にグラビアデビュー。昨年12月に40本目となる最新DVD「ひみつの取材旅行」を発売している。20年、釣りに行くために小型船舶操縦士免許二級を取得するも、「肝心な釣りに行けていなくて…」と無邪気に笑った。「何年か前にシロギス釣りをやって、昨年11月にタチウオ釣りをやって、今回が人生で3回目です」と続けた。

つり幸はJR川崎駅まで送迎バスが出ているため、電車釣行派にもオススメ。送迎バスでつり幸に到着した西永は受付をすませ、レンタルをお願いしていたタックルやライフジャケットを手にアジ船に乗り込んだ。そこで、記者から基本的な釣り方のレクチャーを受けた後の第1投目。「着底したら糸フケを取って、ラインに1メートルごとに色が着いているので、それを目安に1メートルくらいリールを巻いて…」と記者が説明していた途中で、「あっ、なんかビクビクいってる!」と西永。なんと、コマセを振る前にアタリが来たのだ。「サオ先を少し上げて、リールを巻こう。ビシが水面まで見えたらサオを立てる。するとビシが自分に近づくので、それをキャッチ。ビシをつかんだらサオを置いてハリスをたぐる」。記者の説明を黙々とこなす西永。「えっ、待って! 2匹いる!」。記念すべき初アジは、なんとダブルとなった。「すごい、すごい。ヤッター!」と無邪気に喜んだ。 続く第2投目もコマセを振る前に「あっ、来た! 何かさっきより重い気がする」といっぱしのコメント。だが、結果は1匹のみ。そんなこんなで笑顔の西永だったが、6匹目を釣り上げると、「ちょっと休憩していいですか?」と顔面蒼白(そうはく)で訴えた。実は船酔いとも戦っていたのだ。「なんだか、揺れてる…」。

キャビンで休憩すること約2時間。「復活しました!」と血色が戻った表情で釣り座にカムバック。すると、今度は1人で全てをこなす。しかも、またもや入れ食い状態。「うわ~、楽しい!」。釣り時間は正味1時間ほどだが、そのほとんどが入れ食い状態で計18匹をゲットした。

西永は「まず、釣れてよかった。入れた瞬間にビクビクって来るのもたまらなかった。あとはママに迷惑をかけないように、自力で(調理を)頑張りたいと思います」と笑顔で振り返り、「次は船酔いにならないようにがんばります」と続けた。

須藤光浩船長(62)によれば、この時季は「小ぶりが多いけど数釣りを楽しめます。浅場の際で育った小さいアジが、水温が下がると落ちて来ます。それがまさに今です」という。「また、大アジがいても小アジばかりが食って来ると、大アジが散ってしまうんです。大アジも狙ったけど、今日は食わなかったですね」と続けた。

この日の模様は、本紙釣り特集面(関東版のみ)およびユーチューブ動画「ニッカン釣りチャン」で近日公開予定。