千葉・相浜「松丸」(西藤裕船長=64)で9日、「松丸でシマアジ釣りませんか!」が開催され、西藤船長の弟・寺元敏光さん(60)の声掛けでシマアジの魅力に取りつかれたファンたちが集まった。

「シマアジを釣るなら今がチャンスだよ」。西藤船長からそんな情報が入ったのは10月30日。この日、常連の北由之さん(66)が2キロ含む9匹を釣り上げた。翌日には寺元さん自ら1・5キロ含む8匹をゲット。11月に入ってからも、出船さえできれば、キロ超が毎日顔をみせていた。

この日、船中1匹目の本命ゲットは白石史恵さん(54)で、いきなり1・2キロをゲット。「ビシが着底したら1・5メートル巻き上げて、そのあと1・5メートルの間に3回でコマセを振り切るイメージでした」。史恵さんはこの釣り方でキロ超3匹を含め計6匹ゲット。サオ頭も獲得した。掛かっても上げるのが難しいとされるシマアジだが、「私の力ではサオを持っているだけで精いっぱい。やりとりなんてできないので、とにかくサオを立てて電動で巻きました」。バラシも何度かあったが、それでも6匹を取り込んだ。

この日の最大1・4キロをゲットしたのはパートナーの英一さん(50)。「底から1メートルの間で食いました。コマセを巻いた中に付け餌を入れるイメージですね」。キロ超2匹含む5匹をゲットしたが、英一さんは磯のレジェンド鵜沢政則氏(72)が主宰する「鵜澤塾」のメンバー。そんな英一さんはやりとりのポイントに「巻いている途中に絶対たるませない」「サオの弾力を最大限生かすためにサオを立てる」の2点を挙げた。

常連の北さんはこの日、本命はバラシのみとなり、「掛けるのは運ですから」と笑った。「とにかく回数多くコマセを振り続けるようにしています。それでチャンスが生まれると思っていますから。置きザオにしている人もいますが、1回でもチャンスを多くしたいので自分はしません」とし、「難しいですよね。でも、だからこそ楽しいんです」と話した。

西藤船長も「掛けるのは運」とした。掛かったら「たるませずにひたすら巻く。ポンピングはNG。たるんだ際にバレます。取り込む際にロッドキーパーにかける方もいますが、これもたるんでバレてしまいます。ベストはサオを持ったままタモ入れをしてもらうこと」とした。今後は「潮次第でオオカミのポイントにも行けると思います」という。

朝晩は冷え込みつつある時季だが、シマアジは今、熱いぞ!  【川田和博】