本紙野球評論家で“大魔神”こと佐々木主浩氏(55)と元ニッポン放送松本秀夫アナウンサー(62)の釣り対決シーズン2第8戦は13日、大原「力漁丸」(中井聡船長=63)でヒラメを対象に行われた。

これまでの対戦成績は4勝2敗1分けで大魔神がリード。大魔神の2敗はいずれもマダコ。「タコ以外で負ける気がしない」と豪語する大魔神だったが、この日は様子が違った。

数では勝てないと踏んだ松本アナは「1匹の重量勝負でお願いします」と宣言。受けて立った大魔神が先手を取るが、ソゲ(小型のヒラメ)を連発。大魔神が3匹目のソゲを上げたとき、松本アナにアタリが来たが、「どうすればいい?」と釣り歴52年とは思えない発言が飛び出した。中井船長から「サオを立てて」とアナウンスをされるが、慌てていたのか、逆にサオ先を海面に向かって下げてしまった。「それだとバレちゃう。もうフッキングして巻いて」のアナウンスで巻き始めると、サオ先がグンとしなった。海面に現れた魚影に、居合わせたスタッフから「デカい!」の声が上がる。仲乗りのタモ入れで浮上したのは3・3キロの大物。「やった~!」とガッツポーズも飛び出した。「人生最大だよ~」と感慨にふける松本アナだった。

「まずいな。今日は渋いからな…」とつぶやく大魔神。そんな大魔神の闘志に火を付けたのは、他ならぬ松本アナの「数は釣るね」発言だった。松本アナのヒットから約2時間後、その時が訪れた。「やっとヒラメらしいアタリが来た」で3・7キロゲット。「いろいろと試したけど、やっと来たよ」と苦笑すると、改めて「まっちゃんの発言がだいぶ上からだったからね。ちょっと頭にきた」と笑いながら話した。松本アナは「そういう意味で言ったつもりはないんだけど…」とうろたえた。

「今日は勝たせて欲しかった。自己最大でも勝てないって…」とうつむく松本アナに大魔神は「火を付けたのはまっちゃんだから」とピシャリ。「でも、今日は本当にまずいと思ったよ」と胸の内を吐露した。なお大魔神は計6匹ゲットで、この日の最大&サオ頭を獲得。松本アナとの格の違いを見せつけた。【川田和博】

この日の模様および大魔神の釣り方やタックル情報などは25日の本紙釣り特集面(関東版)で掲載予定。また、ユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」は22日午後7時公開予定。お楽しみに!