2年目を迎えた「麻雀企業対抗戦」が7月20日に開幕した。サイバーエージェント(以下、CA)は今年からCygamesとの合同チームで参加。昨年から参加していた凸版印刷、クレディセゾン、エイベックス、富士通、講談社、コンカーに加えて、朝日新聞、ローソン、日刊スポーツが加わり全10社で年4回の対抗戦となる。

MリーグチェアマンでもあるCAの藤田晋社長、クレディセゾンの林野宏会長らが発起人となって始まった同大会は、さらにパワーアップした。参加企業が増えたことにより会場にあつまる人数も増えただけでなく、各社の実力も上がっていた。第1戦でCAチームはまさかの10位スタートを切るほど。牌の流れも後押ししたようで、各卓で大きく点棒が動いていた。

講談社の塩見亮氏は国士無双を上がり、ローソンの坂井建夫氏は対面が捨てた白で国士無双が完成したが、頭ハネで上家に5800点をあがられて涙をのんでいた。他にもクレディセゾンの吉田剛氏は4人テンパイで国士無双まで手を進めるなど見応えのある対局が続いた。

各社4人ずつ全5回を戦ってのポイントで順位を争う。第1回優勝はクレディセゾンが逆転で制した。林野会長は「今回は新人を育成しようと思っていた。それがはまった。マージャンは運もないと勝てません」とあいさつしていた。