プロ野球番記者コラム

オリックスがVから遠ざかる理由「僕らのことを…」

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 3年間担当させてもらったオリックスから、年明けに他球団担当に移る。3年すべてBクラス。外部の人間ながら、敗戦に悔しさを覚え続けてきた。なぜ20年以上も優勝から遠ざかるのか。当欄で書ききれないほど、いろいろと感じた。

ファンの前で頭を下げる福良淳一監督(2017年10月7日撮影)
ファンの前で頭を下げる福良淳一監督(2017年10月7日撮影)

 まず、直言で申し訳ないが、プロ意識が低い選手が中にはいる。逆転負けを首脳陣の継投ミスだと公然と批判する某投手。出番が少なくなると「信頼されてない。早くシーズンが終わって欲しい」と責任転嫁する某野手。周囲に好影響を与えるはずがない。そんな場面を目にするたび、寂しい気持ちになったものだ。

 現場の監督だけでなく、フロントマンも次々と交代。ゆえに球団の一貫性は乏しい。例えば、数年前にコンディショニングコーチが解任。数日前にも同部門の責任者の退団が決まった。選手の体を整える大事な部門。新任者がフィットするには、また時間を費やすだろう。ある選手は「球団は僕らのことを考えてくれているのか…」と嘆いた。

 それでも、近年ドラフトで実力者が加入。チームに刺激を与え、いい風が吹いてきた。長年低迷する理由を全員がとことん考え、一枚岩となれば、トンネルは必ず抜け出せる。もっと魅力ある球団になってもらいたいと、切に願う。【オリックス担当=大池和幸】

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