日本高野連は24日、大阪市内で全国高校野球選手権大会の運営委員会を開き、来夏に迎える第100回の記念大会に合わせ、優勝校に渡される「深紅の大優勝旗」を約1200万円かけて新調すると発表した。

 新優勝旗は縦1メートル6センチ、横1メートル51センチの大きさで、重さはポール部分を含めて約10キロとなる予定。これまでのものと同様に、最高級の西陣織の技法、つづれ織りで織られる。京都市の専門業者、平岡旗製造株式会社が制作を担当。6月ごろに織り始め、来年4月ごろに完成する見通しだ。地方大会の優勝旗も同時にリニューアルする。

 現在使用している優勝旗は2代目で、全国の各都道府県から代表校が出場した1958年の第40回記念大会から、約60年間使用されてきた。