全国高校野球選手権大会が100回大会を迎える2018年夏までの長期連載「野球の国から 高校野球編」。元球児の高校時代に迫る「追憶シリーズ」の第3弾は、板東英二氏(77)の登場です。徳島商のエースとして活躍し、1958年(昭33)魚津との準々決勝では、甲子園で初の延長引き分け再試合を経験しました。記憶と記録に残る怪腕の高校時代に10回の連載で迫ります。

板東英二氏
板東英二氏

 ◆板東英二(ばんどう・えいじ)1940年(昭15)4月5日、満州(現・中国東北地方)生まれ。徳島商から59年に中日入団。主に救援投手として活躍し、69年引退。通算435試合、77勝65敗、防御率2・89。球宴3度出場。引退後は野球評論家として活躍。球界の内幕を描いた著書「プロ野球 知らなきゃ損する」も話題に。また芸能界にも進出し、89年には映画「あ・うん」で日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を獲得するなど、多彩な活動を展開。

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