大阪桐蔭が金光大阪に7回コールド勝ちし、初戦から3戦連続のコールド勝ちを決めた。3番の西野力矢内野手(1年)が6-1の5回1死一塁で中堅へ2点本塁打。初戦でも2本の本塁打を放っており、この秋3戦で3発となった。

180センチ、86キロの大きな体でフルスイング。「ピッチャーが変化球主体だったんで、変化球を狙うだけでした。こすったような感じだったので、入るかなと思ったけど、振った結果です」と中堅120メートルのスタンドに放り込んだ。

高校通算本塁打は、これで10本目。今夏の甲子園で2度目の春夏連覇を果たした3年生の先輩たちから「『思い切って振れ』と言われました」と、教えを体現した。