立教学院は30日、立教新座中・高(埼玉・新座市)の野球部(冨部勇人監督)のコーチに元プロ野球巨人の鈴木康友氏(59)が19日に就任したと発表した。

奈良・天理高出身の鈴木氏は78年ドラフト5位で入団した巨人のほか、西武、中日で内野手として活躍。92年限りで現役引退した後は西武、巨人、オリックス、楽天、ソフトバンクなどでコーチを務めた。

立教新座高は85年夏の甲子園大会に出場。08年夏の甲子園大会の南埼玉大会では準優勝した。今秋の埼玉県大会では準決勝に進出している。OBには長嶋一茂氏、楽天戸村健次投手らがいる。

長男がかつて立教新座高の野球部に在籍した縁もあってコーチに就任した鈴木氏は「中長期的には常に全国大会を狙えるような安定して埼玉県上位にいるチームにしたい」と意気込んでいる。