東京都高野連選抜(2年生以下)が15日、遠征先のキューバに出発した。

監督を務める帝京・前田三夫監督(69)総合コーチの日大三・小倉全由監督(61)打撃、バッテリーコーチの早実・和泉実監督(57)投手コーチの二松学舎大付・市原勝人監督(53)とともに、来秋ドラフト候補の日大三・井上広輝投手(2年)ら選手20人が集合した。

高校生ではキューバ遠征は史上初で、現地では5試合が予定される。前田監督は「パワーのある選手たちにどれだけ対抗できるか」と心待ちにし、最速150キロ右腕の日大三・井上は「海外の選手を相手に、力と力で勝負したいです」と意気込み、決戦の地へと向かった。