最速163キロ右腕・大船渡の佐々木朗希投手(3年)が26日、宮城県内で行われた加美農・岩出山・一迫商の3校連合チームとの練習試合に、「4番投手」で先発した。前日の盛岡商での完封勝利に続く連投も、5回を投げ打者16人に49球を投げ無安打1失点。2四球2三振に抑えた。

この日も、変化球を中心に投げ込んだ。49球のうち真っすぐは8球のみで最速は146キロ。緩急を交えた投球を見せた。

また、打者としては、5回裏、無死三塁からバットの先っぽに当たった打球が右越2ランに。投打にわたる二刀流の活躍を見せた。

この日の宮城県内は、午前11時の時点で約30度と季節外れの真夏日。そんな中でも、淡々と自分の思い描く球を投げ込む佐々木。夏に向け、いろいろな場面を想定しての調整が続いている。