中越の連覇はならなかった。注目の左腕・エース菅井道投手(3年)は6回途中から2番手で登板し、3回2/3を2安打無失点の5奪三振。粘りの投球でチームの反撃を待ったが、実らなかった。

年末に左ひじの手術をし、今春の県大会は登板なし。満を持して臨んだ夏のマウンドだった。「中越の背番号1はエコスタ(ハードオフ新潟)で勝つのが使命。結果を残せず悔しい」と厳しい表情。それでも本田仁哉監督(42)は「ケガを克服し、エコスタのマウントで投げる姿はたくましかった」とエースをたたえた。