初の春夏連続出場を果たした履正社(大阪)の初戦の相手は、霞ケ浦(茨城)に決まった。大会第2日(7日)の第1試合で対戦する。

履正社の岡田龍生監督(58)は「(春夏連覇した)去年の大阪桐蔭とはレベルが違う。うちは(センバツで)初戦で負けているので、しっかりやりたい」と笑顔で意気込んだ。岡田監督にとって霞ケ浦の高橋祐二監督(59)は日体大の2つ上の先輩にあたる。霞ケ浦については「決勝がかなりの点差で、総合力があると思います」と印象を話した。

センバツでは初戦で星稜に敗れた。主将の野口海音(みのん)捕手(3年)は「(センバツで)春1回戦で負けて、最後の夏に3年生を中心に夏こそはと、試合を重ねるごとに、1人1人の思いが伝わってくるものがありました」と手応えを実感。もちろん一戦必勝だが「星稜高校さんに負けているので、勝ちたいなと思います」とリベンジを誓った。