聖隷クリストファーは、今春静岡県王者の浜松商に10-3のコールド勝ちでベスト4進出。準決勝は今日22日、草薙球場で行われる。

聖隷クリストファーが、今秋地区大会から通算5度目のコールド勝ちで、3年ぶりのベスト4進出を果たした。1回に押し出し四球や、6番大橋琉也捕手(2年)の2点適時打などで4点を先制。その後も効果的に追加点を奪い、最後まで主導権を握り続けた。

大橋は、故障を抱える中、3安打3打点でチームをけん引した。15日の県大会2回戦、走者だった大橋は、本塁クロスプレーで左肘の骨にひびが入るケガを負った。それでも「甲子園へいくチャンスを逃したくない」と出場を直訴。故障箇所をテーピングで固めながら、痛み止めを飲んでプレーする道を選んだ。

沼津市出身だが「上村(敏正)先生のもとでやりたかった」と、同校進学を決意。日々、レベルアップを実感し、「今は、野球が楽しい。練習したいという思いが強いです」と目を輝かせる。準決勝の藤枝明誠戦に向けては「1プレーを大事にしながら、みんなで気持ちを1つにして臨みたい」と意気込んだ。