日本高野連は26日、大阪市内で審議委員会を開き、野球前部長(38)とコーチ(24)の泥酔による迷惑行為があった明石商(兵庫)のセンバツ出場に問題がないことを確認した。

井本亘事務局次長は「野球部に何の厳重注意もなく、出場について何も差し止めることはない」と話した。指導者2人は今月中旬、JR明石駅前で泥酔。深夜に歩道で寝転ぶなどの行為を行った。これを受け、25日付でコーチを務めていた藤井晃真氏(34)が部長に就任。今回の件の処分案は、3月6日に行われる日本学生野球協会審査室に上申する。

明石商は16年春に甲子園初出場。今回のセンバツで4季連続の甲子園出場を決めている。