昨夏、初めて全国制覇した履正社(大阪)が8日、9日から当面の活動停止を決めた。

新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず、7日に政府から大阪府に対しても緊急事態宣言が出された。これを受けて、部員の安全を第一に、9日からの自宅待機を決めた。この日、部員たちを集め説明した。

履正社の野球部員は電車で通学する生徒が多いため、これまでも朝のラッシュ時を避けて、時間を短縮して練習を行っていた。対外試合は1試合もできていない。

松平一彦部長(42)は「まずはこの状況で、感染者を増やさないためにも、みんなで協力してやっていくしかない」と話した。学校は5月6日まで休校となっている。