花北青雲(岩手)は昨秋の地区予選で8-9で敗れた遠野に延長11回、6-5でサヨナラ勝ち。昨秋の同カード対決で最後の打者になった3番・新渕隼尊主将(3年)が中前にサヨナラ打を放ち、雪辱した。

四球出塁した10回裏、無死一、二塁の好機で二塁けん制死に倒れた同主将は「打ったのは真ん中高めのストレート。(打席が)絶対に回って来ると思って集中力を取り戻して準備していました」と殊勲打を振り返った。