夏季北海道大会が10地区のトップを切って函館地区で開幕した。開幕試合は大野農・八雲・七飯の渡島連合が函館水産に競り勝ち、北海道の20年高校野球1勝一番乗りとなった。

七飯のエース右腕近藤結斗(3年)が9回155球を投げ5失点も、10三振を奪う投球で完投。勝利後は七飯の校歌が流れ「こうやって試合ができることがうれしい。勝ち負けよりも、とにかく力を出し切ることを意識した。昨秋は(初戦で)函館工に逆転負けして悔しかった。最後の夏に、校歌を歌えて良かった」と笑顔を見せた。