古豪・関大北陽の初戦が、雷雨のため2試合連続のノーゲームとなった。
26日の1戦目は3回終了時点で降雨のため中止になっていた。
7点リードの6回表、星翔の先頭打者が内野ゴロに倒れた午後4時19分、雷が鳴り響きゲームは中断。スタンドで様子を見守っていた観客は、係員の指示で球場隣のパナソニックスタジアム吹田に避難した。さらに、雨が降り始め中止が決定した。
1戦目は3回まで無安打4奪三振無失点の好投を見せた樽見海星投手(3年)は、この日は5回まで登板。3安打3奪三振無失点だった。「同じ相手で意識して力んでしまった。(中止は)勝ってたんで『かんべんしてくれよ』と思いました」と振り返った。野球部OB会の会長で元オリックスのドラフト1位、現阪神打撃投手の嘉勢敏弘氏と同期の辻本忠監督(43)は「15年やってきて2回連続中止は初めてですよ。人生初。ただ、こんな大変な時にやらしてもらえるのはありがたい。次は3回戦のつもりでやります。コロナで甲子園もなくなって、(選手は)ええ思い出になったと思います」と苦笑しながらも語った。
再試合の日程は決まっていないが樽見は「他のチームより長く野球できるから一生忘れない夏になった。1日でも長くみんなと野球がしたい。(3戦目で)自分の調子が悪くても他の投手がいるので、ベンチで声を出したい」と3度目の決戦に向けて気持ちを切り替えた。【南谷竜則】

