敗れはしたが、国士舘の4番斎藤光瑠外野手(3年)がドクターストップを振り切って出場を続けた。

1回2死二塁の打席で右肘に死球を受けた。応急措置を受けたが、患部は赤く腫れ上がり、球場の医師やトレーナーから「プレー続行は無理」と言われた。「右腕が上がらなかったけど、勝っても決勝は出られないだろうと思い、続けて出た」と、試合後は病院に直行した。

この日、西東京の準決勝2試合はいずれも死球の多さが目についた。佼成学園-国士舘は、両チーム併せて5個、創価-東海大菅生は計3個の死球があった。