<高校野球神奈川大会:日大藤沢17-9慶応湘南藤沢>◇6日◇2回戦◇藤沢市八部公園野球場

ドラフト候補日大藤沢・牧原巧汰捕手(3年)の1発で乱打戦を制した。

8-8で迎えた8回1死、内角チェンジアップを振り抜き、右翼へ決勝ソロを放った。U15日本代表経験のある慶応湘南藤沢・田上遼平投手(1年)から値千金の高校通算27本目。「相手が1年生で負けたら、3年間やってきたことが台無しになってしまう」と意地を見せた。1回の守備では右翼手からの返球を顔面に当てて、鼻から出血。綿を詰めながらプレーを続けた気迫が打席で実った。

▽慶応湘南藤沢・田上遼平投手(1年=8回、日大藤沢・牧原から決勝本塁打を浴びる)「チェンジアップが高めに浮いてしまった。自分のスタミナ不足でした」