新潟明訓が東京学館新潟に2-1で逆転勝ち。0-1の7回2死満塁で、代打・長谷川隼人(2年)が起死回生の2点適時左前打を放ち、秋は13年以来、7年ぶりに決勝進出。加茂暁星は関根学園に4-2の逆転勝ち。0-1の2回無死一塁で、斎藤大優(1年)が逆転の2点本塁打を放ち、春夏秋を通じ、初の決勝に駒を進めた。両校は10月10日から行われる北信越大会(富山)出場が決定。決勝は23日に三条パール金属スタジアムで行われる。

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東京学館新潟のエース高野大地(2年)は、力投を勝利に結びつけられなかった。与えたのは4安打のみ。スライダーをコースに決め11三振を奪ったが、そのスライダーが甘く入り、7回に2点を献上した。「投げた瞬間、アッと思った」。23日には第3代表決定戦が控える。高野は「中1日をどうすごすか、が大事になる」と話した。