智弁学園4強村上完封「あと2試合すべて投げ切る」

滋賀学園に勝利しナインとタッチする村上頌樹(右)(撮影・奥田泰也)

<センバツ高校野球:智弁学園6-0滋賀学園>◇28日◇準々決勝

 智弁学園(奈良)は滋賀学園を完封して39年ぶりの4強入りを果たした。

 智弁学園の先発村上頌樹投手(3年)が2安打完封の活躍だ。全3試合完投勝利で1回戦を含め2度目の完封。チームの39年ぶり4強の原動力となった。「初回から強い気持ちでマウンドに立った。直球の調子は良かったし、コントロールも良かった。最低でもベスト4と思っていたし、あと(優勝までの)2試合すべて投げきるつもりです」。打線も7回まで毎回の12安打の猛攻。春初の決勝へ、龍谷大平安に挑む。