秀岳館・九鬼主将「この勢いのまま」高松商戦へ

 センバツ初優勝を狙う昨秋の九州大会覇者、秀岳館(熊本)は29日、兵庫・西宮市内で練習し、30日の準決勝、高松商(香川)戦に備えた。

 約2時間、打撃練習中心に最終調整。28日の準々決勝を突破したとはいえ、木更津総合(千葉)のエース左腕早川に4安打に抑え込まれた打撃修正に努めた。準々決勝で22安打17得点と打撃好調な昨秋の明治神宮大会覇者に対し、九鬼隆平主将(3年)は「目標の日本一は目の前まで来ている。前(準々決勝)の試合でサヨナラ勝ちしボルテージは上がっている。この勢いのまま突っ走りたい」と気合十分だった。