龍谷大平安のスラッガー岡田「次は自分がバットで」

準決勝の智弁学園戦に向けて打撃練習を行う龍谷大平安・岡田(撮影・松本航)

 2年ぶりの優勝を目指す龍谷大平安(京都)の2年生スラッガー岡田悠希外野手が29日、2敬遠の鬱憤(うっぷん)を晴らす打撃を誓った。

 30日の準決勝・智弁学園(奈良)戦に向けて、京都市内の同校グラウンドで練習に参加。打撃練習などを行い「いつもと同じような感じです」と調子を語った。28日の準々決勝・明石商(兵庫)戦では、延長10、12回の好機で2打席連続敬遠された。「ネクストで『絶対打ってやろう』と思っていたのでビックリしました。『おお~』という感じです」というのが率直な感想だ。

 最終的には延長12回の敬遠後に、1番小川がサヨナラ打。3回には右前打を放ったが「サヨナラは自分で決めたいと思っていたので、やっぱり悔しい。守備のミスでピンチをつくり、チームにも迷惑をかけた。先輩方が守ってくださったので、次は自分がバットで少しでも貢献したい」と満足の気持ちはさらさら無い。1回戦の明徳義塾(高知)戦では、バックスクリーン右へ豪快な本塁打を記録。早実(西東京)清宮と同世代の強打者が、大一番で暴れ回る。