早実・清宮「100年かけても勝てない」秋田に苦杯

秋田対早実 4回裏早実1死、左越三塁打を放つ清宮(撮影・高橋洋平)

<高校野球招待試合:秋田6-1早実>◇5日◇山田久志サブマリンスタジアム(能代球場)

 早実(西東京)の清宮幸太郎外野手(2年)が、4打数2安打で秋田遠征を締めくくった。

 秋田戦に「3番一塁」で出場。第1打席は遊邪に倒れたが、4回に左越えへ三塁打を放った。7回は右安で、1発の期待がかかった9回の最終打席は遊飛に打ち取られた。3日間4試合で15打数4安打、本塁打なしに終わり「まだ(調子が)戻ってこない。大した活躍もできず申し訳ない」と振り返った。

 早実は秋田と1915年の全国高校野球選手権第1回大会の準決勝で対戦し、1-3で敗れた。毎年のように練習試合を行う関係でも、清宮は「100年かけても勝てないのかと思った」と敗戦を悔しがった。