東陵が準V、サヨナラ負けも監督は9回3点粘り評価

9回表東陵2死一、三塁、左前に同点打を放った阿部は、一塁ベース上で左腕を突き上げて雄たけびを上げる(撮影・久野朗)

<高校野球春季東北大会:東北7-6東陵>◇13日◇決勝◇岩手県営

 東陵(宮城1位)が、夏の宮城大会(7月9日開幕)へ収穫を手にした。

 東北(宮城2位)にサヨナラ負けして準優勝。春秋通じて初の東北王者を逃したが、3点を追う9回にタイムリー、犠飛で1点差に迫り、6番阿部匠内野手(3年)が左前に同点打を放つ粘りを見せた。

 東部地区予選、県大会、今大会と何度も競り勝ち、主将の菅原幸治捕手(3年)は「接戦をずっと経験して、成長した春の大会」と前向きに捉えた。

 千葉亮輔監督(45)は9回を「よく粘っていた」と評価。さらに「1点の重み。身をもって体験できました」と敗戦を悲観せず、夏への課題が明確になったことを歓迎した。

 東陵は春の県大会優勝により、第1シードとして夏の宮城大会に挑む。