大阪偕星学園コールド勝ち、連覇へ好スタート/大阪

<高校野球大阪大会:大阪偕星学園10-0精華>◇17日◇2回戦◇久宝寺球場

 昨夏大阪代表の大阪偕星学園が、精華に10-0で5回コールド勝ちし、連覇へ好スタートを切った。

 昨夏はベンチ入りしていなかった道脇龍之介投手(3年)が、先発して4回を無失点。今春は腰痛を抱えて万全ではなかった道脇は、夏にまずまずの状態で臨んでいる。山本皙監督(48)は「まだ立ち上がりが硬い」とエースに注文をつけたが、相手をゼロ封しての勝利に明るい材料も感じ取ったようだ。

 次は、初芝立命館と対戦する。初芝立命館は、昨秋大阪3位となった阪南大高に完勝した。「この春練習試合をして大敗しました。力のあるチームです」と山本監督は話し、気を引き締めていた。