一関学院2年連続決勝 6年ぶりVへ投手陣◎/岩手

7回から登板し3回無失点と好投した佐々木(右)は、決勝進出を決めて斎藤とタッチ

<高校野球岩手大会:一関学院5-2一関工>23日◇準決勝◇岩手県営野球場

 春の県王者・一関学院が、2年連続で決勝に駒を進めた。

 7回から2番手で登板した右横手投げの佐々木連(3年)が、3回1安打無失点で一関工の反撃を断った。「立ち上がりスライダーで連続三振。自分のピッチングができた」と胸を張った。エース左腕大竹樹希哉(3年)が、先発して6回で2点を失った。沼田尚志監督(57)は「ちょっと疲れていて、目先を変えよう」と佐々木を投入した。春の県大会で台頭した控え投手が、この夏もエースの負担を軽減。6年ぶり7度目の優勝へ、投手陣の安定感が増す。