仙台育英は準決敗退、延長11回サヨナラ負け/宮城

サヨナラ負けで連覇を逃した仙台育英のエース中島(左)と主将の瀬戸は試合後に号泣して、しばらく立ち上がれなかった

<高校野球宮城大会:東北4-3仙台育英>◇26日◇準決勝◇仙台市民球場

 昨夏甲子園準優勝の仙台育英が準決勝で散った。

 3回に1点の先制を許すも、5回に中島隼也投手(3年)の適時三塁打、西巻賢二内野手(2年)の中前適時打で勝ち越す。しかし5回裏に中島が2点を奪われ、再びリードされる。すぐさま6回に佐藤達輝外野手(3年)の適時三塁打で追いつき、3-3のまま試合は延長戦へ。投手戦の様相を見せたが、中島が11回裏1死三塁から二塁内野安打を浴びてサヨナラ負けとなった。

 佐々木順一朗監督(56)は「去年と比較された子たちで、ずっと苦しんできた。よく頑張ってくれた」と選手たちをねぎらった。