福岡工大城東サヨナラで10年ぶり甲子園王手/福岡

延長10回サヨナラ勝ちを収め、笑顔で応援席に駆け出す福岡工大城東ナイン(撮影・福岡吉央)

<高校野球福岡大会:福岡工大城東2-1福岡第一>◇29日◇準決勝◇北九州市民球場

 福岡工大城東が延長10回サヨナラ勝ちで、06年以来10年ぶり3度目の甲子園出場に王手をかけた。2番の中園健斗(たけと)三塁手(3年)が、1死二塁から左中間を破る人生初のサヨナラ適時二塁打。「こういう形で勝ててうれしい。泣きそうになった」。

 春先、1年生にレギュラーを奪われかけた時期もあったが、今大会2試合目のスタメン起用に応えた。