履正社が甲子園王手、プロ注目寺島は温存/大阪

4回裏、大量点を奪いガッツポーズする履正社・寺島(撮影・奥田泰也)

<高校野球大阪大会:履正社11-1桜宮>◇30日◇準決勝◇舞洲スタジアム

 履正社が11安打11得点の猛攻で、6年ぶりの優勝に王手をかけた。2年生主砲の安田尚憲内野手が2安打3打点でけん引。6回1失点の先発・山口裕次郎(3年)が、6回2死一、二塁でサヨナラコールドを決める適時打を放った。

 31日の決勝はエース寺島成輝(3年)が先発。この日が18歳の誕生日だった寺島は「相手はよく振れていますが、自分はそれを上回る球を投げる。勝つだけです」と言いきった。