秀岳館が初戦突破、広部が被災県民に届ける決勝弾

7回裏秀岳館無死、広部は左越え勝ち越し本塁打を放ちガッツポーズ(撮影・奥田泰也)

<全国高校野球選手権:秀岳館6-1常葉学園菊川>◇12日◇2回戦

 春4強の秀岳館(熊本)が夏も初戦白星を挙げた。

 7回に広部就平内野手(2年)が左越えの決勝弾。春の2回戦、南陽工戦に続く1発で、4月の熊本地震で被災した県民に勝利を届けた。ベンチ入りメンバーは18人全員が県外出身で「県民からの声援があったので、絶対に勝ちたかった」と、勝利に胸をなで下ろした。