春王者・智弁学園2回戦で敗退、村上「申し訳ない」

試合を終え、握手する鳴門の河野(左)と智弁学園の村上(撮影・奥田泰也)

<全国高校野球選手権:鳴門5-2智弁学園>◇13日◇2回戦

 史上8校目の甲子園春夏連覇の夢は2回戦で消えた。

 センバツ王者の智弁学園(奈良)は奈良大会から接戦を勝ち抜いてきたが、最後は3失策から逆転負け。選抜大会初戦から甲子園全7試合完投のエース村上は「最後まで勝つ投手でなくてチームのみんなに申し訳ない」と涙をこらえた。正左翼手の納(おさめ)と東洋大に進学予定。「勝てる投手を目指します」。