元作新監督の山本理氏が死去、史上初の春夏連覇達成

作新学院の山本理監督(右)は江川卓(同左)らナインへベンチ前で指示を出す(写真は1973年8月)

 作新学院(栃木)で史上初の甲子園春夏連覇を達成し、元巨人の江川卓氏(61)らを育てた山本理(やまもと・おさむ)氏が19日、病気のため栃木県内の自宅で死去した。83歳だった。

 山本監督は作新学院から神奈川大を経て、1956年(昭31)に母校の監督に就任。62年には八木沢荘六氏、故加藤斌氏の両エースを擁して史上初の甲子園春夏連覇を達成した。