至学館が初センバツ、麻王監督「甲子園1勝が目標」

センバツ出場を決め笑顔でガッツポーズする至学館ナイン(撮影者・宮崎えり子)

 至学館(愛知)が、初のセンバツ出場を決めた。

 昨秋の県大会3位、東海大会は準優勝。専用グラウンドがなく練習環境が厳しい中、中京大中京、愛工大名電、東邦、享栄の愛知私学4強を倒し、甲子園の切符を手にした。11年夏に甲子園初出場し初戦敗退。センバツは初出場となる。

 麻王義之監督(53)は「甲子園1勝が目標。守備、走塁には不安はない。課題は攻撃。強豪の打線相手の打ち合いにどれだけ勝てるか。得点力があまりない分、集中力を高めたい。春はどこも打撃の仕上がりが遅い分、つけいる隙はあると思う」と話した。