19日開幕のセンバツに出場する静岡が11日、同校グラウンドで今年初の練習試合を行った。先発のエース池谷蒼大投手(3年)が、3回を2安打5三振の1失点。滋賀の強豪、近江に5-5で引き分けた。
池谷は1年春に腰を痛めた経験から、ここまで無理をせず、スロー調整を続けてきた。5日の紅白戦で2回を投げ、この日も試運転。1回の先頭打者に二塁打を浴び、その後に1点を失うも、2、3回は3者凡退で切り抜けた。「初回は少し力みましたが、それ以降はいい投球ができました。試合勘を試すことができたので、これから実戦の力を上げていきたい」。
最速は133キロだったが、冬の間に磨いたチェンジアップがさえた。「変化球はいい状態になってきました。(直球は)だんだん上げていきたいです」。
センバツ初戦となる23日の不来方(岩手)戦は、早実(東京)-明徳義塾(高知)の直後。不来方は部員10人の注目校で大観衆が予想されるが、池谷は「満員でアウェーもイメージできています。どんな状況でも、自分のピッチングができればと思います」と言った。エースの調整は、心身ともに順調のようだ。【鈴木正章】