横浜関東大会へ 増田がドラフト候補右腕から2安打

打席で気合を入れる横浜・増田(撮影・和田美保)

<高校野球春季神奈川大会:横浜10-0星槎>◇30日◇準決勝◇サーティーフォー保土ケ谷

 横浜が星槎を7回コールドで下し2年連続の関東大会出場を決めた。

 ドラフト候補の増田珠外野手(3年)が、初回の先制タイムリー含む2安打1打点挙げた。

 宣言通り、星槎のドラフト候補右腕の本田を打った。「真っすぐもスライダーもどっちも打ってやろうと思った。神奈川NO・1と言われるすごい投手が相手でも、横浜高校は負けないってところを見せられて良かったです」と笑顔。初回に5安打を集中させて3打点を挙げ、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねた。

 平田徹監督は「今日は非常に厳しい試合になるかと思っていましたが、たまたまいい形で点を取れました。各打者には、ストレートとスライダーどちらを狙うかを決断して、しっかり振りなさいと言いました。評価したいと思います」と言った。