浦和学院が昨夏の雪辱果たし決勝へ 佐野5K好投 

救援登板し力投する浦和学院・佐野(撮影・和田美保)

<高校野球春季埼玉大会:浦和学院4-1市川越>◇5日◇準決勝◇県営大宮

 浦和学院が昨夏の雪辱を果たし決勝進出と関東大会出場を決めた。

 初先発の近野佑樹投手(2年)が6回を投げ無失点に好投。2番手で投げた最速141キロ左腕の佐野涼弥投手(2年)が代わりばなに連打を浴びて1失点したが、切れのある縦のスライダーを武器に5三振を奪って勝利に貢献した。

 昨夏4回戦で抑えられた市川越・メンディス投手を攻略。森士監督は「昨夏負けたチームという思いを持ってやれた。そこは評価したいです。近野は初先発でしたがよく投げてくれた」と言った。