駒大苫小牧が5年連続14度目の全道大会出場決める

8回表苫小牧中央2死満塁、駒大苫小牧・山は、苫小牧中央・原を三振に打ち取り、雄たけびをあげる

<高校野球春季北海道大会室蘭地区予選:駒大苫小牧4-2苫小牧中央>◇Aブロック代表決定戦◇20日◇苫小牧・とましんスタジアム

 駒大苫小牧が4-2で苫小牧中央を下し、5年連続14度目の北海道大会出場を決めた。

 1-2で迎えた8回裏1死一塁から5番熊沢匡中堅手(3年)、6番安田匠吾三塁手(3年)、代打の富樫亘外野手(3年)までの3者連続適時打で3点を挙げて逆転、勝負を決めた。

 駒大苫小牧の佐々木孝介監督(30)は「今年のチームは昨秋の全道に出ていないので、春の全道を経験させてあげたかった」と、際どい勝利に安堵(あんど)の表情を浮かべた。