日大三・小倉監督「野球じゃない」後味悪い勝利…

日大三対専大松戸 日大三先発の桜井(撮影・江口和貴)

<高校野球春季関東大会:日大三10-9専大松戸>◇21日◇2回戦◇水戸市民

 日大三は6年ぶりの準々決勝進出も、後味の悪さが目立った。

 先発した桜井周斗投手(3年)は6回途中7四球7失点と制球が定まらなかった。「スライダーが切れず、修正できなかった。自分が足を引っ張ってしまった」と投球内容を悔いた。失策からの失点もあり、小倉全由監督(60)は「信じられない。野球じゃないですよね。よく負けなかったというだけ」と目を充血させながら話した。