清宮95号 右翼後方の木を直撃する特大弾も敗れる

8回裏早実無死、高校通算95号となるソロ本塁打を右越えに放つ清宮(撮影・江口和貴)

<高校野球春季関東大会:作新学院8-4早実>◇22日◇準々決勝◇ひたちなか市民

 早実・清宮幸太郎内野手(3年)が高校通算95号本塁打を放った。

 3打席無安打で迎えた8回の第4打席。カウント1-0から2球目、133キロ直球を右翼へ運んだ。

 右翼までは100メートル。フェンスの上に芝生席があるがそれを越えて奥の木に当たって球場敷地内に落ちた。木に当たらなければ間違いなく場外へ飛び出していた。推定飛距離は130メートル。

 それ以外の打席は中飛、空振り三振、捕邪飛だった。

 試合は4-8で敗れた。

 清宮は「3打席、 タイミング が合っていませんでしたが、最後の打席はうまく合わせられました」とふり返った。