清宮に負けじ盛岡大付・植田、通算50号で4強導く

8回裏盛岡大付1死一塁、左越えに場外2ランを放つ植田(撮影・林野智)

<春季高校野球岩手県大会:盛岡大付13-11宮古>◇22日◇準々決勝◇二戸市大平野球場

 県勢初の3季連続甲子園出場を狙う盛岡大付の主砲、1番植田拓外野手(3年)が8回に左越え場外2ランを放ち、通算50本の大台に乗せた。

 通算39本で終えた選抜後の1カ月半で11本を積み上げた。9日の自打球で前歯を折り、マウスピース着用で打席に立っている植田は「もう慣れました」と笑い「ホームランは意識してない。次につなぐことだけを考えていた。詰まったけど、うまく打てた」と胸を張った。27日の準決勝は宿敵花巻東と激突する。