元巨人原監督率いる東海大静岡翔洋がコールド負け

7回コールド負けにがっくりとした表情で引き揚げる飯沢(左から5人目)ら東海大静岡翔洋の選手たち

<春季高校野球東海大会:東邦8-0東海大静岡翔洋>◇27日◇1回戦◇三重・四日市霞ケ浦野球場

 元巨人ドラフト1位の原俊介監督(39)率いる東海大静岡翔洋(静岡1位)が、東邦(愛知2位)に7回コールド負けを喫した。

 左腕エースの飯沢万里投手(3年)が制球を乱し、6回を13安打4四球で8失点。打線もわずか2安打に封じられ、原監督は「いろいろな人に応援してもらいながら、非常に申し訳ない。練習の力を発揮できないのは、まだまだ未熟ということ」と唇をかんだ。

 それでも甲子園常連の強豪校と公式戦で対戦できたことは、夏の県大会へ向けてプラス材料。指揮官は言った。

 「東邦さんは初球からスイングしてきてミスショットしない。うちがミスをした次の回にしっかり本塁打を打ってきた。勉強させていただきました」

 夏本番へ気持ちを切り替え、球場を後にした。