函館大有斗が一時8点差つけられるも10回サヨナラ

スタンドに向かって駆け出す函館大有斗ナイン(撮影・西塚祐司)

<春季高校野球北海道大会:遠軽9-10函館大有斗>◇1回戦◇30日◇札幌円山

 3年ぶり33度目出場の函館大有斗が、延長10回サヨナラ勝ちを収めた。

 1-9と8点ビハインドで迎えた6回に、5番浅井佑太の右越え2ランなどで7点を返し、7回に1点、9回に1点を返して追い付いた。延長10回1死満塁から、7番今遼斗(2年)の犠飛で、三塁走者の新出篤史捕手(2年)が生還し、サヨナラ勝ちを決めた。

 決勝打の今は「最後は思い切り振り抜くことだけを考えた。抜けてくれたらと思ったが、チームが勝てたので結果オーライです」と喜んだ。