清宮 進路は「まだ決めていないが消去法は嫌」

日本対カナダ インタビューで涙ぐむ清宮(撮影・鈴木みどり)

<U18W杯:日本8-1カナダ>◇10日(日本時間11日)◇3位決定戦◇カナダ・サンダーベイ

 高校日本代表の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、高校生活最後の試合を白星で飾った。カナダとの3位決定戦に「4番一塁」で出場。3回には中前適時打を放ち、8-1の快勝に貢献し、3位を決めた。

 試合後、涙を流した清宮は理由について「小枝監督にウイニングボールを渡したんですけど、何か渡したときにすごく申し訳なかったなと」と説明。「キャプテンでしたけど、全然打てなかったですし、その中でずっと4番で使ってくれた。もう少し自分が打っていれば、決勝にも進めたと思いますし、世界一も狙えたと思います」と話した。

 注目の進路については「まだ決めてないので、進路次第だと思うんですけど、どの道にいっても、目の前のことを1つ1つやっていかないと先はないです」と話した。報道陣から、何を優先するのかと問われ「消去法は嫌なので、自分が何をやりたいかを見つけて、一番いい選択をしたいです」と話した。