静岡・春が好救援、2年連続23度目東海切符掴む 

5回裏静岡市立の攻撃を無失点に抑え、笑顔でベンチへ戻る静岡2番手の春投手

 静岡(中部1位)と常葉大菊川(西部1位)が決勝に進出し、東海大会(21日開幕、愛知県内)出場を決めた。静岡は2年連続23度目。8回表に粘る静岡市立(中部5位)を突き放して9-4で勝利した。常葉大菊川は、5年ぶり9度目。常葉大橘(中部2位)を4-2。3番奈良間大己主将(2年)が、勝ち越し本塁打を含む3安打を放った。決勝と3位決定戦は7日に草薙球場で行われる。

 静岡の春翔一朗投手(2年)が、投打で躍動した。3回裏。2-3と逆転を許し、なお1死一、三塁のピンチで先発鈴木翔也(2年)をリリーフ。後続をスクイズによる1点にしのいだ。5回裏1死二、三塁の場面では、相手の6番、7番を連続三振で無失点。静岡市立に傾き掛けた流れを引き戻した。

 春 翔也がダメな時は自分が抑えようと、いつでも準備はできていました。5回は、三振しかないと思い狙っていきました。

 130キロ前半の直球と、得意のスライダーを軸に6回2/3を無失点の好救援を見せた。そして、バットでも結果を残した。6回表に3-4と追い上げ、1死三塁のチャンスで左前に同点適時打。9回にもダメ押しの中前適時打を放つなど3安打2打点を記録した。その勝負強さは目を見張るが、「たまたまです。振ったところにボールが来てくれました」と照れた。

 春の好投でリズムを取り戻した打線は、8回につながった。相手失策も絡んで4得点。終盤の底力で東海切符をつかんだ栗林俊輔監督(45)は「1戦1戦が本当に大変な試合。いい経験を積めていると思います」と話した。東海大会進出決定。2年連続センバツへの挑戦権を手にしたが、春は「今日はチームでいいところがたくさん出ました。まずは県を1位で通過したいです」と足元を見つめた。