慶応4強、生井2失点117球完投 センバツに前進

国学院栃木対慶応 完投勝利した慶応・生井(撮影・鈴木正人)

 神奈川2位の慶応が、生井惇己(じゅんき)投手(2年)の力投でベスト4入りを決め、来春のセンバツ出場に大きく前進した。

 左腕の生井は栃木1位の国学栃木を6安打2失点に抑え、9回117球で完投勝利を挙げた。「真っすぐをインコースに投げ込みながら、スライダーも切れました。キャッチャーの善波のリードにも助けてもらいました。ベスト4という基準をクリアしましたが、ここが目標ではないので、日本一を決められるように頑張ります」と振り返った。