大阪桐蔭タイブレーク寸前でサヨナラ勝ち 連覇王手

三重対大阪桐蔭 12回裏大阪桐蔭2死一塁、左中間へサヨナラ二塁打を放つ大阪桐蔭・藤原恭大。投手は三重・定本拓真(撮影・上田博志)=2018年4月3日、甲子園球場

 大阪桐蔭がタイブレーク寸前の延長12回裏、三重に3-2でサヨナラ勝ちし史上3校目の春連覇へ王手をかけた。12回2死一塁から4番藤原恭大外野手が左中間を破るサヨナラ適時打を放った。12回で決着が付かなかった場合、今大会から導入されたタイブレークが甲子園大会史上初めて適用されていた。

 三重は優勝した1969年以来49年ぶりの決勝進出を狙ったが、延長戦で涙をのんだ。

 大阪桐蔭は明日の決勝で智弁和歌山と対戦する。

 試合経過は以下の通り。

 三重が先制。3回1死二塁から1番梶田の適時打でまず1点。続く2番浦口の適時三塁打で2点目を挙げた。

 大阪桐蔭は4回、2死満塁の好機に先発柿木に代打青木を送ったが中飛に倒れ無得点。

 大阪桐蔭は5回から根尾が登板。

 大阪桐蔭は6回、6番山田の左越えソロで1点を返す。

 大阪桐蔭は9回、1死一、二塁から8番小泉が右前に同点適時打。2-2で延長戦へ。

 大阪桐蔭は12回、藤原の適時打でサヨナラ勝ちした。