智弁和歌山・黒川また殊勲打「諦める」浮かばない

智弁和歌山対東海大相模 8回表智弁和歌山2死満塁、黒川は中前に同点となる2点適時打を放つ(撮影・奥田泰也)

 智弁和歌山・黒川が準々決勝のサヨナラ打に続き、殊勲打を放った。

 8回に同点打、延長10回にも点差を2点に広げる適時打を放った。「何点取られても、あきらめるという言葉は浮かばなかった」と胸を張った。父洋行さん(42)は上宮(大阪)の主将だった93年選抜大会で優勝。「大阪桐蔭を倒すまで帰ってくるな」と言った父に、息子は「余裕やで!」と返事。アルプス席で見守った父は「小さいころから『黒川家はチャンスに強いんや』と吹き込んできましたから」と笑った。